エアコンの内部クリーンを使いこなそう!使い方や効果をご紹介

自宅のエアコンにある「内部クリーン」という機能はどんなものか知っていますか。「クリーンという名前があるのだからエアコンの内部を掃除してくれるのでは」と思っているかも知れませんが、実は清掃機能は持っていません。それでは内部クリーンはどんな機能で使うとどのようなメリットがあるのでしょうか。今回はこの内部クリーンの機能について紹介をします。

内部クリーンとは

「内部クリーン」とは、冷房または除湿運転の後に、エアコン内部を乾燥してくれる機能のことです。冷房や除湿機能など冷たい風を室内におくる機能を使用すると空気中の水分が一時的にエアコンに集まるようになります。

なぜ水分がエアコンに集まるのかといいますと、水分は冷たいものに集まるという性質を持っているためです。暖かい室内に冷たい水を入れたグラスを置くとグラスの表面に水滴がついてしまうのを想像するとわかりやすいでしょうか。

こうしたエアコン内部に集まった水分はそのままにすると様々な支障が出ることがあるので、内部クリーン機能を使って排出する必要があります。なおクリーンという名前がついていますが、エアコン内部を掃除してくれるものではないので気をつけてください。

なぜ内部クリーンがあるのか

ではなぜ内部クリーンという機能があるのでしょうか。それは「カビの発生を防ぐため」です。カビは温度が20度から35度かつ湿度が80%以上ある環境で最も繁殖しやすくなると言われています。冷房機能を使用するとその条件を満たしやすくなり、カビが繁殖してしまう場合があるのです。

また、湿度が高いと空気内に漂っているホコリやゴミを引き寄せてしまうことがあり、エアコン内部の水分とホコリやゴミが合わさることで汚れが生まれ、それがエアコンに蓄積し様々な悪影響が出ます。

内部クリーンはエアコン内部に溜まった水分を外に放出することで湿度を低下させ、さらに熱も送風に乗せて排出することで内部の温度が下がり、結果としてカビや汚れができにくい環境を作り出すことができます。

内部クリーンのメリット

内部クリーンをするメリットの1つは「エアコンを長持ちさせてくれる」ということです。エアコンを掃除せずに使用し続けると内部にカビや汚れが発生することがあります。そうしたカビや汚れがエアコン内部の可動部分から離れているところにできるのならば問題はないのですが、電気回路の表面や送風ファンに発生すると、ショートを引き起こしたり動作不良を起こしたりなど、エアコンが故障してしまう原因になりかねません。

定期的に内部クリーンをすると、カビや汚れがエアコン内部でできにくくなり、エアコンそのものを長持ちさせてくれます。現在使用しているエアコンを少しでも長持ちさせたい場合は定期的に内部クリーンをおこなうようにしてください。

 内部クリーンのメリット2

内部クリーンをおこなうメリットの2つ目は「エアコンから来る風がきれいになる」ということです。エアコンに発生するカビや汚れはエアコンにだけダメージを与えるものではありません。カビや汚れの一部はエアコンから出る風に乗って外部へと流れでることがあり、それにより室内にいる人達にも被害を与えることがあります。カビや汚れを含んだ風を長時間浴びていると夏型過敏性肺炎などの症状を引き起こしてしまうことがあるので気をつけてください。

内部クリーンを定期的に実施すると、エアコン内部はカビや汚れが発生しにくい環境となり、それによりエアコンから出る風も清潔になるので、エアコンを使用している室内に長時間いたとしても安心して過ごすことができます。

内部クリーンのデメリット

内部クリーンの機能を使用するときにはデメリットがあり、それが「使用すると室内の温度が上昇してしまう」ことです。内部クリーンはエアコン内に溜まった湿気を取り除くことを目的としており、そのときに使用しているのが暖房機能と送風機能の2つの機能です。

その2つの機能を使ってエアコンの内部に溜まった湿気を室外ではなく室内に向けて放出しています。空気を送り出すのに暖房機能が使用されることにより、室内の温度が2度から3度ほど上昇してしまうことがあるので注意してください。

また湿度が高い風が来るので体感温度はさらに高くなる可能性もあります。そのため内部クリーンを使用するときは、部屋の窓を開けて暖かい風を外へ逃がすなどの対策を施してからおこなうようにしましょう。

内部クリーンをしても嫌な匂いがとれないときは

内部クリーンを何度もおこなっているにも関わらずエアコンの送風口から嫌な匂いがする場合は「エアコン内部に汚れやカビが蓄積している」可能性があります。その場合は自分で掃除をしたり業者に清掃をお願いしたりするようにしてください。

内部クリーンを使えばカビや汚れが取り除けると思うかもしれませんが、この機能はあくまでも「エアコン内部に溜まった湿気を取り除く」ことにあります。そのためカビや汚れができるのを防ぐことはできるものの、既にできてしまったカビや汚れを取り除く力は持っていません。

内部クリーンを使っても嫌な匂いがするときは、自身の手でフィルターやファンの表面などを掃除して汚れを取り除く必要があります。それでも匂いがとれない場合はエアコンの奥深くに原因がある可能性が高いので、業者の力を借りるようにしましょう。


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